2019年1月24日 放送の日経プラス10(BSテレ東)では『水素が医療を変える?注目の治療法とは』と言う見出しで、水素医療に関する特集番組が放送されました。

番組冒頭で、、、
日本経済新聞 編集委員でニュース解説の坂本英二さんが実際に30分の水素吸引をして、その前後の血液データからどんな変化があるのかをチェックしています。

その時の赤血球の変化を画像で紹介した物がこちらになります。
水素による赤血球の変化
水素吸入前はそれぞれがギザギザした形でくっ付いていましたが、水素吸入後は丸く綺麗な状態になりつつあります。

この様な赤血球の状態や老化・病気の原因が活性酸素と言われており、これは日々の生活習慣やストレスにより発生してしまいます。この活性酸素を抑制するのに色々な抗酸化物質がありますが、水素と他の抗酸化物質では何が違うのか?との質問がありました。

活性酸素には4種類あり、中でもヒドロキシラジカルと言う非常に酸化力の強い悪玉の活性酸素にだけ反応し消去してくれるのが”水素”であり、今後様々な生活習慣病の改善に期待できると言うことです。
活性酸素が発生する原因
4種類の活性酸素

水素が活性酸素を消去すると言う事はこれまでも色々な動物実験で効果が出ていましたが、ここ最近では人体への有効性を示す研究結果も出てきていると言うことです!

以下の資料は水素吸入を毎日1時間、2ヶ月間続けた「糖尿病」「高血圧症」「高脂血症」方々のデータです。これを見ると活性酸素が水素吸入前と後では大きな変化が出ている事が分かります。
水素吸入で活性酸素減る

また糖尿病患者の方の空腹時における血糖値の改善データがこちらになります。

日本の糖尿病人口は2016年には1000万人を超えたと報告されており、1度なってしまうとなかなか完治が難しいと言われている糖尿病に対して、水素が有効とされるデータは多くの糖尿病患者の方々にとって非常に希望ある結果だと思います。

そして認知症患者の方へ水素吸入を2ヶ月してもらい「長谷川式スケール」で調べた所、正常に戻ったと言うデータも在るとの事です!今後高齢化が進む日本において認知症患者の増大が大きな問題として上がっていますが、非常に期待と可能性を感じます!

また水素を医療に取り入れようとする研究も進んでおり、番組後半では救急外来や心筋梗塞に対して効果が出ている慶應義塾大学「水素ガス治療開発センター」佐野元昭センター長が水素ガス吸入療法について詳しく解説されています。
心筋梗塞に対する水素の効果
心肺停止後の生存率と社会復帰率
心肺停止の患者に水素ガス吸引療法

病気や老化の原因となる活性酸素は呼吸しているだけでも発生し、食品添加物や大気汚染、ストレスやタバコ、お酒、紫外線など・・・もう日々の生活で抑えることは不可能な状態です。そこで生活の中に水素を取り入れる習慣が出来たら、病気になるリスクも減り健康な人を増やし、年々増大する医療費も削減出来るのではないかと思います。今後は水素を活用した治療も医療現場で当たり前になる日がそう遠くない将来実現するのだろうと、水素医療の大きな可能性を感じる番組でした!

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