ついに!!慶應義塾大学 医学部循環器内科 准教授で、水素ガス治療開発センター・センター長の佐野元昭氏が、水素を新型コロナウイルス重症化予防に活用すべき!と提言されました!
以下、2020年4月15日発行の健康産業新聞 第1690号より引用いたします。
水素ガス治療開発センター佐野元昭氏とは
水素ガス吸入療法が2016年11月、厚生労働省より「先進医療B」に承認された際、第一線で研究に従事し、現在は水素ガス治療開発センターのセンター長として、水素ガス吸入療法の効果検証を行う多施設共同無作為化比較試験の推進をはじめ、水素ガス吸入の治療効果の背景にあるメカニズム研究、さらには産学官連携により、水素発生装置や水素混合ガス供給装置を保険償還の得られる医療機器として認められる具体的な道筋を探るなど、水素研究の第一線で活躍する慶應義塾大学医学部循環器内科の佐野元昭准教授。このほど、佐野氏から本紙を通じて業界への緊急提言を頂いた。
引用元:健康産業新聞
1992年03月 慶應義塾大学医学部卒業
1992年05月 慶應義塾大学医学部研修医(内科学)
1996年05月 慶應義塾大学医学部助手(内科学)
2000年09月 Baylor医科大学循環器内科Research Fellow
2004年07月 Baylor医科大学循環器内科Assistant Professor
2009年07月 慶應義塾大学医学部講師(循環器内科)
2013年03月 慶應義塾大学医学部准教授(循環器内科)
2016年09月 水素ガス吸入治療が厚生労働省先進医療Bに登録
2016年12月 水素ガス治療開発センターセンター長
新型コロナウイルス重症化予防に水素を活用
昨年12月、中国湖北省武漢で発見された新型コロナウイルス Severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 (SARS-CV-2) 。SARS-CV-2による感染症は、COVID-19と命名された。
引用元:健康産業新聞
中国から始まったoutbreakはたちまち全世界に拡散し、世界の感染者は100万人、死者は5万人を超え、終息の気配は全く示していない。 重症な肺炎を起こすと長期間の人工呼吸管理が必要となり、命を落とすこともある。有効な治療法は未だ確立されておらず、対症療法が中心と なっている。
世界中のさまざまな場所で感染者と死亡者の数が爆発的に増加している一方、日本での感染者と死亡者の増加は比較的ゆっくりであった。しかし、この記事を書いている時点で、増加のペースが加速し、これからピークを迎えようとしている。
医療崩壊への危機感が高まり、厚生労働省は、感染者を全員入院させるという方針から、軽症の患者は宿泊施設や自宅に待機させて、重傷な肺炎を起こすまでは入院させない方針へ転換しようとしている。
そこで、水素をCOVID-19肺炎の重症化予防に活用すべきと考える。 現時点では、水素がCOVID-19肺炎に有効であるというエビデンスはない。しかし、これまで蓄積されてきた動物実験の結果から、臨床試験が進行中の他の薬と同様に、水素は期待できる。
肺は傷害をうけると線維化(縮む)もしくは気腫化(膨らむ)して呼吸機能が低下する。水素はこの両方の病気に有効であるという結果が示されている。免疫の過剰反応による「サイトカインストーム」がCOVID19肺炎の重症化(びまん性肺胞障害) に関与している。人工呼吸器からの高濃度の水素吸入が「サイトカインストーム」を抑えるという事実は複数の研究グループから報告されている。中国では、ひと足早く、水素吸入器がCOVID-19肺炎治療に認可された。水素水を飲んでも、腸管から吸収された後、水素はSARS-CV-2の感染標的である肺を通って排出される。今こそ、水素を体内に摂取できる手段を普及させてきた企業と医療機関がコンソーシアムを組み、その科学性を検証し、COVID-19パンデミック克服に向けた取り組みを始めるべきである。
人工呼吸器装着の重症患者「90%近くが死亡」
2020年4月24日にはアメリカ・ニューヨーク州で実施された大規模調査で、新型コロナウイルスに感染して、人工呼吸器を使用した患者の90%近くが死亡したと言う衝撃的なニュースが流れた!
以下はNewsweek(ニューズウィーク日本版)からの引用になりますが、その1部を抜粋したのがこちらです。
<新型コロナウイルスに感染して入院した患者5700人を対象に行われた初の大規模調査の結果が明らかに>
引用元:Newsweek
米ニューヨーク州で実施された大規模な調査で、新型コロナウイルスに感染して人工呼吸器を使用した患者の死亡率が90%近くにのぼったことが分かった。同州最大の民間医療機関「ノースウェル・ヘルス」が系列病院に入院した患者を調査し、米医師会報(JAMA)で発表した。報告書によれば、人工呼吸器を使用した患者のうち、18~65歳の患者の死亡率は76.4%で、65歳以上の死亡率は97.2%だった。
この様にアメリカでは新型コロナウイルス肺炎の重症患者に人口呼吸器を使用しても、その多くの方が亡くなっています。一方、いち早く水素と酸素の混合ガスを重症患者に処置し、多くの方が救われた中国。しかし、この情報が中国からと言う事で信用度が低いと捉える方もいます。私自身も最初は本当なのか?ではその発信元は一体どこの誰なのか?・・・色々調べた結果は以下にまとめましたのでご参照ください。
参照:新型コロナに水素治療はデマなのか?
医療崩壊を防ぐための予防策
未だに特効薬はなく手探り状態の中、もしもこの日本で感染してしまった場合、軽症なら自宅やホテルなどで様子を見るしかない。。。しかも最近では自宅療養中の軽症者が容態急変で亡くなるケースも出てきています。とても怖い事ですが、医療崩壊を防ぐには仕方のない選択肢なのかもしれません。
いつどこでコロナに感染してしまうか分からない今、三密(密閉・密集・密接)を避け、個人個人が最大限の予防に努めるしかない。
- 不要不急の外出は避ける
- マスクの着用
- 手洗い・うがいの実施
- 舌みがき
そしてもう1つの予防策として、私も手軽に水素吸入が出来る環境を自宅と両親の家に作りました。(※効果の程は分かりませんが、個人的にはこれでかなり不安が減っています。)
中国で水素を治療に使っている事は「日本医師会のホームページ」にも記載がありましたが、詳しくは「水素医療の発展を阻む混合診療の壁」で紹介しております。とにかく、この新型コロナウイルスを終息させるためには、可能性のある治療方法はただちに検証し、今この瞬間にも苦しんでいる多くの方々の命を救う為に早期実施を心から願います。